あなたは服をたくさん買う方でしょうか??
それとも服には関心が無い方でしょうか??
いずれにしても、服というものは人間にとって必要不可欠なアイテムであることは変わりません。
この質問で答えられる人は少ないと思います。しかし、服には、いろんな素材があって、特徴や洗い方で服がダメになってしまいます!!!
ということで今回は、主に服に使われる素材の特徴や知らなければ損することを発信していきたいと思います。
これを知っておくだけで、服を長持ちさせるので便利且つ、服を買う際の参考にもなると思います。
それではいきましょう!!!
天然繊維と化学繊維
そもそも、僕たちが着ている服には”2種類”の繊維が存在しており、”天然繊維”と”化学繊維”です。
後に、それぞれの特徴などをご紹介いたします。
主な違いは??
【天然繊維】
原料は天然に存在するもの、天然高分子のみ。形状は不均一。断面形状はそれぞれが持って生まれたもの。
【化学繊維】
天然高分子のほか、石油、無機物、人工的に作られる高分子。形状は均一。長さは、自由自在。断面形状についてもさまざまな物が存在します。
なので、それぞれの素材によって、加工の仕方や形で全然違う性質になっちゃうんです。
天然繊維の特徴
化学繊維よりも”通気性”や”風通し”、”保温性”という面で優っていると言えます。
下着をつくる時に、圧倒的に重宝されているのが”天然繊維”です。
しかし、”しわになりやすい”、”乾きにくい”という少し不便な面も持ち合わせています。
ウール
<特徴>
知っておくべき事
ウールは縮む原因は「こすれ」「水」「39度前後以上または以下の熱」の3種類あります。
なので、”洗濯機”に入れると縮むのです。気を付けましょう!!
<洗い方>
洗い方としては、50%以上がウール素材の場合、
39度以下のぬるま湯におしゃれ着用の洗剤を溶かし、優しくもみ洗いしたあとに軽く脱水をかければ、縮むことなく洗うことができるそうです。

画像引用元:araou.jp
50%以下の混合素材のウールの場合、
洗濯ネットに入れておしゃれ着用洗剤を使うようにしましょう。

画像引用元:araou.jp
<干し方>
日光で干すと、色落ちしてしまうので、必ず日陰で干してください。しっかりとしわを伸ばしてから干してください。干した後も、必ずアイロンで伸ばした方がいいと思います。

カシミヤ
柔らかく、軽い。上品な光沢感がある「繊維の宝石」と呼ばれています。高い服によく使われていますね。
<特徴>
※ カシミヤは、高級になればなるほど繊維が細く、デリケートになるため、毛玉ができたり、摩擦に弱くなるので慎重に。
お手入れ方法
❶:着用後は、柔らかいブラシで表面のホコリやゴミをそっと払い、毛並みを揃えておきましょう。
❷:着ごこちが良いからといって、毎日着つづけず、1日着用したら数日は休養を与えましょう。
❸:脱いだ後、少し風を通して湿気をとっておきましょう。
❹:クリーニングを繰り返すと、風合いの低下は避けられません。なるべく汚さないよう大切に着ることを心掛けましょう。
麻
クセが強い素材として有名な”麻”ですが、それがまた人気を博しており、大きな魅力になっています。
<特徴>
知っておくべきこと
クセが強いだけあって、デメリットも多く、
などが挙げられます。
<縮んでしまったら??>
綿
衣類の”4割”という大多数を占める欠かせない素材です。なんといっても、着やすいのが人気の理由でしょうね。
<特徴>
綿製品の取り扱いは注意!!
”色”がついている綿の服は、濡れたまま放置したり、水につけたまま置いて洗ったりすると、色がにじんで変な色になったりします。
なので、水で洗った後は、しっかりと形を整えて、”自然乾燥”させましょう!!
絹
古来から人気の素材ですね。”シルクロード”と称して絹を求めていた時代があったと、皆さんも聞いたことがあると思います。
絹は、繊細で、しなやかな美しい光沢素材なので、昔の人が欲しがっていた理由もなんとなくわかりますね。
<特徴>
絹製品の取り扱いに注意!!
<水は危険!>
絹は汗や雨等の水に弱く、とくに色鮮やかなものほど色落ちしやすく、シミになりやすい。
汗の多い人は、汗取りパットなどをつける。雨の日の着用は避ける。
<クリーニングは定期的に>
きわめてデリケートな素材であるため、クリーニングも無理が効かない。
汚れやシミはなるべく早めに。
なるべく汚さないようにする。
信頼のおけるクリーニング店に相談する。
<太陽は危険!>
絹は、紫外線(太陽光や蛍光灯)にきわめて弱く、色が褪せやすいため、直射日光は避ける。
保管は風乾後、洋服ダンスに。
窓辺や蛍光灯の下には絶対置かない。
<湿気は危険!>
絹は、タンパク質繊維のため、湿度の多い場所や汚れがついたままの保管は、カビの発生や虫食いの原因となる。
除湿剤や防虫剤を使用する。
シーズンオフの保管中もときどきチェックする。
<香水はつけかた注意!!>
香水やヘアスプレー等の付着は、その時はわからなくても、ドライクリーニング後に変色することがある。
香水は肌に直接つけ、へアスプレーは着用前につける。
<摩擦注意!!>
ショルダーバッグや手荷物で擦れると、ホコリがついたように白っぽく見えたり(毛羽立ち)、織糸がずれたり(目寄れ)する。
ゆとりあるサイズを選ぶ。
動作はおしとやかに。
化学繊維の特徴
天然繊維だけだと不便という理由で、化学繊維は誕生しました。
でも、”乾きやすさ”、”摩擦の抵抗度”、”強度”はピカ1で、上手く衣服に使われています。
レーヨン
フランス語の「光」が語源です。カッコよさが表れていますw
やわらかさと光沢が魅力となって、衣服に使用されています。でも実は、極端にクセが強い素材としても一目置かれています。
<特徴>
擦れやすく、毛羽立ちやすい。白っぽく見える。
知るべき事
レーヨンは、異常に”水”に弱いんです。なので、雨の日はゼッタイに濡れないようにしましょう!!
<洗い方>
”中性洗剤”を入れて、”優しくほぐす”感じで、洗ってください。水気もタオルで”ポンポン”軽くたたく感じで洗いましょう!!

画像引用元:yourmystar.jp
<干し方>
平にして干してください。(30分程度で乾くかと)

画像引用元:yourmystar.jp
アクリル
実はアクリルは”2種類”存在しており、性質が異なります。ウールに似た性質の短繊維(ステープル)と、シルクに似た長繊維(フィラメント)とがあります。
「アクリル短繊維」
熱を加えて引き伸ばし、バルキー(かさ高)性を持たせた繊維。
<特徴>
「アクリル長繊維」
シルキータイプのしなやかな繊維。
<特徴>
ポイント
十分に注意して洗いましょう!!
ポリエステル
ジャージはだいたいポリエステルで出来ているので、かなりメジャーで知っている方も多いんじゃないでしょうか??
この素材は、いまもなお進化を続けている”進化の素材”として、脚光を浴びています。
<特徴>
知っておくべきこと
ポリエステルは洗うのも別に苦労しないので、これといって注意点なんかは無いですが、
しいて言うなら、今の日本のポリエステルはマイクロファイバー(超極細繊維)と呼ばれるところまで進化してきました。
日本すげえですなぁw。この先ももっと快適に過ごせるような繊維を開発してくれることでしょう!!期待して待ちましょう。
ポリウレタン
主に、”伸縮性”が武器の素材です。なので、”水着”だったり、”スポーツウェア”に使われています。
ポリウレタンがなかったら、ガッチガチに硬い水着を着なきゃいけなかったと考えると重要な素材だということが分かりますね。
<特徴>
知っておくべきこと
<日光注意!!>
日光を浴びながら、淡い色のポリウレタンの服を着ていると”黄色く変色”する恐れがあります。黄ばんだ感じなのでガチでお気を付けください!!
ナイロン
最強の繊維と名高い”ナイロン”。その理由は、クモの糸より細く、鉄よりも強いんです!!!。そして、ナイロンは世界で初めての合成繊維です。
<特徴>
吸湿・吸水性が小さく、短時間で乾燥する。静電気が起きやすい。
知っておくべきこと
<日光注意!!>
紫外線により、白いものは黄色く変色することがあります!!
<酸性注意!!>
アルカリには強いが、酸に弱く、付着すると黄色く変色することがあります。
<摩擦注意!!>
摩擦による熱で擦り切れたり、穴が開いたりすることがあります。例えば、すべり台等は、大きな摩擦熱が発生しやすいので、注意が必要です。
まとめ
いかがでしょうか??
実は、かなり多くの繊維が僕たちの身にまとっていたんですね。
これをきっかけに、自分の着ている服のタグを見て、どれが何%使用されているのかみてほしいです。
そして、このページをみてみてください。もしかしたら、その服の素材に合ってない方法で洗ったり、干したり洗濯しているかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
※服を買うならGU!!
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